キャリア・コンサルティング
一般的なキャリア・コンサルタントの支援内容と関西ライフキャリアネット(KLCN)の内容とを比較してみましょう。
キャリア・コンサルタントの一般的支援とは?
- ① 自己理解の促進
- 被相談者が自分の能力、仕事観、興味関心分野、得意・不得意、大切にしていること等について整理して自分への理解が深まるように支援すること
- ② 職業理解の促進
- 被相談者が、世の中にどのような職業があるのかを知り、どうしたらなれるのかといったことについて理解が深まるよう支援すること
- ③ 啓発的経験の促進
- 被相談者が、ある職業や進路について積極的に情報を集めたり、一時的に体験できたりするよう支援すること
- ④ カウンセリング
- 必要に応じて被相談者の不安な気持ちや不満な状態を受け止め、共感者・理解者として安心させ、気持ちの整理や気づきが得られるよう支援すること
- ⑤ 意思決定への支援
- 被相談者が自分の意思で進路や職業を決定することができるように、情報提供や指導、ときには励ましてあげること
- ⑥ フォローアップ、追指導
- 被相談者がその後、戸惑ったり悩んだりしたときに助けになってあげること
従来のキャリア・カウンセリングの中心は、上記のように自己理解から意思決定までをサポートすることに重点をおいていました。KLCNのコンセプトは、様々な心理学をベースとし、人間力強化を基本とした新しいキャリア支援体制により、個人の持つ心(人間力)を最大級に高めようとするものです。
例えば、自分の本当の気持ちを自覚し尊重して、心から納得できる決断を下す能力、衝動を自制し、不安や怒りのようなストレスのもとになる感情を制御する能力、目標の追求に挫折したときでも楽観を捨てず自分自身を励ます能力、他人の気持ちを感じとる共感能力、集団の中で調和を保ち、協力し合う社会的能力等の向上を目指す能力等。
自己効力感(self-efficacy)を高めるためのオリジナルプログラムを採用しています。
5万人を超えるキャリア・コンサルタント資格保持者の中から、当社では、企業内や教育機関で講師として活動している、研究力ある熟練のキャリア・コンサルタントを配置しています。
最近では、質の高いキャリア教育のニーズも高く、そのためキャリア理論に基づくものだけではなく、講師の豊富な経験によるオリジナルで充実したカリキュラム作りに力を入れています。また、数多くの企業や教育機関(大学、専門学校、小・中・高等学校)とのネットワークの構築も行い、常にキャリア教育のミスマッチを無くすよう、努めております。